創世種第一位《始まりの元素》――始原に生まれ、始原より生きる万物の始原。太陽に貪られ、時に水となり、大気となり、雲となり、海となる世界の基盤。またあらゆる生物の血となり肉ともなりし元素。未だ終わらぬ、最初の人類。
《始原の箱庭》の創始者にして管理者。選定の聖女と讃えられる女巫。唯一神アカシャの物語として語り継がれるマケドニア神話にもその名を残す生ける神話。マケドニア皇国における宗教的象徴。法皇。数多の肩書きと役割を抱え込んでいるため、神殿より一歩も出ぬ日々を送り続けている。閉鎖された場所に奉るという名目で半ば監禁されている身の上ではあるが、世情に疎いことはなく、誰よりも世界を見通しているともいえる人物。